女子プロレス「スターダム」の〝闇の黒虎〟スターライト・キッドが絶好のスタートを切った。

 シングルの祭典「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦(31日、大田区総合体育館)で、ワンダー王者・上谷沙弥と激突。前日は公式戦で対戦予定だったプロミネンスの鈴季すずが新型コロナウイルスの陽性判定で欠場となり、これがリーグ戦初戦となった。

 序盤からスピーディーな攻防を展開し、ドロップキックで上谷を場外へ吹っ飛ばすと、得意のラ・ケブラーダをお見舞い。その後も馬乗りからの連続エルボーでたたみかけた。

 上谷に馬乗りエルボーからスピンキックやミサイルキックで反撃されたが、キッドは立ち上がり続ける。最後はフェニックススプラッシュを阻止し、モモ☆ラッチ(変型前方回転エビ固め)で3カウントを奪った。

 9日の立川大会では上谷のワンダー王座に挑戦し、敗れた。その試合後は悔しさのあまり号泣したキッドは「何でこの結果がワンダー戦の立川で出せなかったのか、自分でもイラっとするよね」としつつ「でもさ、私が一番負けたくない相手、上谷にシングルで初勝利。おまけに大事な2点までペロリしちゃいました」と胸を張った。

「まだまだ完全勝利はしてない。上谷のお豆腐メンタルがズタボロになるくらい、私は一生上谷につきまとってやるぞ。とりあえず天罰完了」。黒虎の逆襲ロードが華々しく幕を開けた。