修羅場をくぐり抜けてきた男がスイッチを入れる。ソフトバンクの和田毅投手(41)が、6日の楽天戦(ペイペイ)に先発する。チーム最年長左腕は5日、本拠地での投手練習に参加。疲労を考慮されて今回が約2週間ぶりの登板となるが、コンディション良好で表情からは充実の調整ぶりがうかがえた。
カード初戦を託される責任感は十分だ。パ・リーグの覇権争いは混迷を極めている。首位ソフトバンク、2位西武、3位オリックスが「ゲーム差なし」にひしめく異例の戦況。プロ人生20年の和田も「この時期に3チームがゼロゲーム差っていうのは初めての経験。それだけ力が拮抗している」と驚く。
その上で「残り試合全部が大事。気持ちを込めて1球1球投げるだけです。それを明日の1球目から実践できたらいい」と力を込める。ペナント終盤、残りは23試合。勝つだけじゃなく、チームを鼓舞する投球を誓った。












