阪神は10日のDeNA戦(横浜)に0―3で敗れ3位に転落した。この日は試合前にチームトップの打率2割9分7厘をマークしていた近本が、新型コロナウイルス感染の疑いがあるとされ登録を抹消。「1番(中野)、3番(近本)、5番(大山)がいないんだから」と矢野監督がこぼした通り、主力野手が次々と戦線を離脱する緊急事態に陥っている。
頼みの4番打者・佐藤輝明内野手は3つの空振り三振を含む4タコ。一発が出れば同点に追いつけた9回二死一、二塁の最終打席では、ハマの守護神・山崎と対峙し5球連続でファウルで粘るなど意地をみせたが快音は出ぬまま。試合後、報道陣の取材に応じた井上ヘッドは、コロナ禍の中、チームを背負わざるを得ない立場に立たされたプロ2年目の若武者へゲキを送った。以下、井上ヘッドとの主な一問一答。
――チームの軸となる近本が離脱
井上ヘッド 選手たちに言っているのは、いるメンバーでやるしかないんだからと。核弾頭(の近本)がいなくなった。クリーンアップが2人抜けた。苦しいのは当然やし。でも『このメンバーだから負けたわ』ってなると今(試合に出て)いる選手たちの価値も下がる。痛いけども、みんなでカバーしようぜとは言っている。
――佐藤輝は4タコも、最終打席で粘りを見せた
井上ヘッド いやまあちょっとね。(佐藤輝も)結果が出ない中、あいつが打たないとチームが勝てないってのは本人が一番わかっていると思う。4番がショゲているようではチームの士気が下がってしまうってのもあるしね。テルだけに関してではなく『皆でやるよ』っていう中で、それでもまだテルは若さが出ているのかなって部分もある。とはいえ『お前のせいだ』というわけではない。でもやっぱり『お前にそういうのは重くのしかかっている部分はあるんだよ』と。そういうのは感じてほしい。












