ついに長いトンネルを抜けた。中日・柳裕也投手(28)が10日の広島戦(バンテリン)に先発し、7回3安打1失点の好投を披露。6月5日のソフトバンク戦(バンテリン)以来、5試合ぶりに勝ち星をゲットした。
6回まで広島打線をわずか1安打に封じ、唯一のピンチだった7回無死満塁では堂林に犠飛で与えた1点のみ。後続の代打・会沢は空振り三振、代打・松山を左飛に仕留め、約1か月ぶりに6勝目をマークした。「いやー、うれしいっす。うれしいです。犠飛で1点取られたが、全然あの1点は許容範囲。そこからしっかり抑えようと、気持ちを切り変えて投げられた」喜んだ。
明大で5学年先輩の野村との初めての投げ合いを制した。「大学の時から、野村さんの存在は大きかった。目標の先輩の一人でもあるので」と刺激にしながら好投につなげた。そんな〝野村先輩〟には頭が上がらないという。
2019年に前半で9勝をマークしながら、後半に失速して2桁勝利が遠くて苦しんだ。「その期間に名古屋にカープが来た時に、食事に誘ってもらった。2人で行ったのは初めてだったが、そこでアドバイスしてもらったり、話を聞いてもらったりした。勝てなくて苦しかったので、そういう時にいろいろと気に掛けてもらった。そこは一番覚えてます」と今でも感謝する。
奪三振で「88」とリーグトップに躍り出た柳について立浪監督は「良い投球をして、ずっと勝ちがつかないということが多かったので、勝ちがついたのが何より。また次から変わってくるのでは」と今後に期待を寄せた。












