キックボクシング界のレジェンドで元K―1王者のピーター・アーツ(51=オランダ)が、新体制となった「アクトレスガールズ」でまさかの〝臨時コーチ〟を務めた。
松井珠紗、夏葵、青野未来3名の指導を任されたアーツは、リングで首相撲からのヒザ蹴りやローキックなどを丁寧に指導。相手の攻撃に合わせて放つカウンターの打撃など、自らも体を動かしながらかつて数々の強豪を葬ってきた〝アーツ流極意〟を叩き込んだ。
技術をしっかり伝えた後はサンドバッグを実際に攻撃させて動きをチェック。細かい修正ポイントを指摘するなどして動きがスムーズになると「OKだ。細かい積み重ねが大事なので、今日教えたことを反復練習すれば必ず強くなる」と言葉を送った。
指導を終えたアーツは「キックボクシングにはいろんな要素があるけど、細かい部分が大事なんだ。今日教えた選手は覚えが早かった」と満足げ。中でも、自身へのリスペクトを込めて赤と黒のチェック柄シャツを着てくるなど熱心だった松井について「彼女のスタイルは、相手が攻撃を繰り出してきた時がチャンスになるだろう。ヒザ蹴りに大事なのは距離とタイミング。ドンピシャで打てばとてつもない破壊力になるんだ」と力説する。そして直伝のヒザ蹴りについて「世界中のベストなトレーナーと練習を重ねて、そこで学んだ全てをミックスしてできた。いわば〝アーツ・ニー〟だ」とニヤリ笑った。
まさかのレジェンドから〝秘技〟を伝授された松井は「すごく勉強になりました。全然ない発想の攻撃でした。参考になります。これで、刺しに行きます! アーツ・ニーを使って、全員ぶっ倒していきたい」と意気込んだ。
新生アクトレスガールズは9月18日に東京・新木場1stRINGでの舞台「カウント2.9!」の公演を控え、10月30日には東京・後楽園ホールでの公演も行う。そこでレジェンド直伝のヒザは飛び出すか。












