首位西武が23日のロッテ戦に5―4と辛勝し2連勝。2位ソフトバンクとの0・5ゲーム差をキープした。今季1勝7敗と分の悪かったZOZOマリンで6月21日以来となる2勝目を挙げ、対戦成績も10勝10敗の五分に戻した。

 いずれも走者一塁から適時二塁打2本で2打点を挙げたベテラン・栗山巧外野手(38)は「(ベンチには)いい緊張感があって勝負どころというか、ヤマ場はまだ先にあると思うんですけど、そこにいい状態で臨めるように、みんな絶対勝つんだという気持ちで臨んでいる」と熱く語った。上位4チームの叩き合いで勝負の9月を迎えそうなV争いを勝ち上がる覚悟はできている。

 今週末は先週19、20日に本拠地ベルーナドームで連敗を食らったオリックス山本、宮城の2本柱と今度は敵地京セラドームで再戦する。前回対戦では3戦目の先発・椋木が2回途中までに2失点すると中嶋監督はスパッと継投策に入り、これに辻監督は「この3連戦にかける気持ちがすごいなと思った」と言い、昨年王者のターゲットは自軍で、折り返しの3連戦でも必ず3連勝を狙ってくると確信している。

 かたや西武は4チームが潰し合いをしながらダンゴ状態のまま“ゴール前”の叩き合いを迎える前提での戦いが続く。最大の武器である強力ブルペン陣を最大限生かして最後にトップでゴールテープを切るためにも、まずは目の前のロッテ戦に勝ち越し、週末のオリックス戦で3連敗だけは阻止することが不可欠だ。