エンゼルスの大谷翔平投手(27)が投打にわたる活躍でチームの連敗記録を「14」で止めた。9日(日本時間10日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発。1点を追う5回一死一塁の第3打席で10試合ぶりとなる逆転の12号2ランを放った。投げては7回100球を投げ4安打1失点2四球6奪三振の快投で、チームは5―2で勝利。今季最速となる101マイル(約163キロ)もマークし、4勝目(4敗)を挙げた。

 待望の一発だ。第1打席、第2打席と相手先発右腕・ピベッタに連続三振していた大谷。ここまで振り遅れていた直球を見事に捉え、左中間へ豪快なアーチを描いた。2打席連続弾を放った5月29日(同30日)のブルージェイズ戦以来の一発で、6月はこれが初アーチ&初打点。5回に犠飛で先制点を奪われていた自身への大きな援護となり、大谷はガッツポーズしながらダイヤモンドを一周した。

 6回には9番・ベラスケスがレッドソックス2番手の澤村から3ランを放ち、大谷をアシスト。4点リードで余裕の出た二刀流右腕は7回を三振、左飛、三振と三者凡退に斬り捨て、雄たけびを上げながらマウンドを降りた。

 7回の第4打席で右前打を放った大谷はバットでも4打数2安打1本塁打2打点の活躍。チームに5月25日(同26日)のレンジャーズ戦以来の勝利をもたらし、7日(同8日)から指揮を執っているネビル監督代行にも3戦目にして〝初白星〟をプレゼントした。14連敗と泥沼だったチームをリアル二刀流が救い、久々に本拠地エンゼル・スタジアムが沸いた。