〝新生リレー侍〟の顔ぶれは? 日本陸連は13日、陸上の世界選手権(7月、米オレゴン州)の日本代表内定選手を発表。12日に閉幕した日本選手権(大阪)で基準を満たした男女10人が即時内定となった。最終的な人数は世界ランキングやリレー代表の選考などを経て確定する。

 注目の男子400メートルリレーメンバーは、現時点で100メートル代表のサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)のみ。陸連の選考要項によると、リレー代表は日本選手権100メートル、200メートルや日本GPシリーズなどの国内主要大会の成績を総合的に判断し、リレーの特性と戦略を考慮して選考される。

 今後、日本選手権100メートルで2位の坂井隆一郎(大阪ガス)、3位の柳田大輝(東洋大)が26日までに参加標準記録(10秒05)を突破すれば、同代表としてリレーメンバー入りが決定。2人は昨年の世界リレー大会3位に貢献した実績もある。

 一方、土江寛裕五輪強化コーチは日本選手権前、理想のリレーチーム像についてこう語っていた。「使い古された言い方かもしれないけど、リレーはその大会だけでなく、次の大会にきちんと(技術などを)伝授していくことが大事。できれば経験ある選手と新しい選手の〝ベストブレンド〟でいきたい」。チームが成長していくためには、世界選手権や五輪メダリストが必要との見方を示していた。

 ただ、日本選手権の結果から桐生祥秀(日本生命)、多田修平(住友電工)のメンバー入りは現実的ではない。可能性があるとすれば同選手権100メートル4位、200メートル2位の小池祐貴(住友電工)か。いずれにしても新たなメンバーが加わることは間違いなさそうだ。