巨人の原辰徳監督(63)ら首脳陣が4―9で大敗した7日の西武戦(ベルーナ)後、連続失点で主導権を明け渡した若手救援陣について言及した。

 厳しい流れとなった。3点リードの4回に、ここまで1失点と好投していた先発・アンドリースが一死二塁のピンチを招くと、ここで原監督は2番手・菊地へのスイッチを早々に決断。なんとか抑えたい場面だったが、代わり端の先頭・愛斗の打球を中山がまさかのファンブルで一死一、二塁とピンチが拡大。その後は外崎に四球を与えて二死満塁とすると、滝沢に痛恨の押し出し四球を与えて無念の交代に…。代わった3番手・鍬原も若林に適時打を浴び、逆転を許した。

 以降も悪い流れは断ち切れず、4番手・平内が1回2失点、5番手・戸田も1回2失点と、終盤を任された若手救援陣もピリッとせずに大差で敗戦を喫した。

 首脳陣の評価は分かれた。原監督は「(先発投手から)いい形でバトンを渡したかったどうかという点では、ややプレッシャーのかかる場面になったというところかな」と擁護しながらも「先発投手をなかなかカバーしきれなかった。(菊地は)ああいうものを超えていかないとね。(他の救援陣も)役割はなかなか果たしていなかったというところ」と苦言。

 一方の桑田投手チーフコーチは、成長途上のヤングGの課題に触れながらも、この日の結果をフォロー。「まあ打たれない投手はいないのでね。(平内や戸田は)連続して失点してはいるんですけど、発展途上というかこれからの選手なんでね。カウントは取れるようになってきたと思うんですよ。あとは勝負球ですよね」と指摘した。

「やっぱり7、8回というのはすごく大事なイニングだと思っていますし、そこをいつも任せられる投手というのが本当に必要だなと思います。そういった中で今日は彼らが失点したんですけど、その悔しさというのは本人が一番感じていると思うので、プラスにして成長してもらいたいと思います」

 チーム全体の若返りを図る今季の原巨人。指揮官も「少々のことは目を瞑る」と常々語っており、「成長期間」を与えられているヤングGたちにとっては飛躍へのバネとしたいところだ。