2年総額8億円強の大物助っ人が起爆剤となるか。ソフトバンクのフレディ・ガルビス内野手(32)が7日の阪神戦(ペイペイ)から一軍に再昇格することになった。2017、18年にメジャーで全試合出場を果たした実力者。それが開幕から22試合に出場して打率1割2分9厘、1本塁打、4打点と不発で4月末に二軍落ちしていた。
結果が出ない大物は腫れ物になることも多いが、ガルビスの場合は逆。むしろ“応援”の声も少なくない。一軍ではナイスガイな性格で評判だった。「さすがに二軍落ちとなると腐ってしまうのではないか」(チームスタッフ)とも心配されていたが、ファームでの姿も優等生そのもの。こだわりがあるはずの守備についても、小久保二軍監督から「サードをやるなら」とグラブを大きくしたらどうかと助言されると、すぐに発注して取り組むなどマジメな姿勢を見せてきた。
短期間でチームへの好影響を生んでいるのも事実で心証はいい。現在リーグ2位の打率3割4分をマークしている今宮に関しても、藤本監督は「これもやっぱりガルビスのおかげじゃないか。お尻に火がついて自分の打撃を見直したというかね」と加入による競争効果を実感している。唯一の本塁打、打点は開幕戦の劇的逆転グランドスラムで記録したもので、これもチームの7連勝の船出に大きく貢献した。
藤本監督は「起爆剤になってくれたらと思う。打てなかったら代打も出すし、そこはシビアにいかせていただきます」と明言した。今度こそ本領発揮となるか――。












