〝ラスボス感〟が増している。ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(35)が3日の中日との交流戦(バンテリンドーム)で、待望の今季1号を放った。
出番は8回の代打だった。リードが3点に広がった一死一塁、山本の6球目146キロの真っすぐをバックススクリーンへ。「完璧に捉えることができた。今季1本目のホームランというのはやっぱりうれしい。(これからも)チームを勝ちにつなげられるように力になっていきたい」と、ダメ押しの一打を振り返った。
藤本監督が「代打の1番手」と信頼を置くキューバ砲。指揮官はこの日の一発に「ああいう形でセンターにホームランを打てるというのは状態がいい。(投手の)右、左全く関係ない」と目を細めた。
代打稼業が板についてきた。村上打撃コーチは、キューバが誇る偉大な大砲を「ちゃんとゲームに入ってくれている。オンとオフがうまくできるように『ここはもう切っていていいから』とか『ここは頼むよ!』というような伝え方はしている。ここ一番というところで頼りになるバッターがいるので、先発陣も控えのメンバーも充実した中でゲームに入っていける」と評す。与えられた持ち場で輝きを放つ助っ人砲の存在が、チームの安定した戦いを下支えしている。
NPB通算171発目のアーチは、新境地で見せた会心の一打だった。












