開幕から奮闘を続けていた中日のドラフト2位ルーキー・鵜飼航丞外野手(22)が、新型コロナに感染し一時離脱中となっている。早期復帰が待たれるところだが、そんな鵜飼に、大学時代のチームメートや大学の恩師・駒大野球部部長を務める代田純教授(64)がエールを送った。

 チームメートによると「口数は多くないけど、誰よりも練習するし『練習行こうぜ!』って後輩たちを誘っていた。誰からも慕われていました。怒ったところは見たことない。仏のような人でした」。その一方では「縁日で採ったグッピーやメダカを寮の自分の部屋で育てていた」「ディズニーが好きで休みの日にはディズニーリゾートに結構行ってましたね」と大きな体に似合わず、かわいい一面もあったという。

 代田部長が印象に残っているのは「試合が授業と被ることも多くあった。特に語学の授業は出欠で成績が決まるから、英語の先生に鵜飼が頭を下げに行って、授業には出られないから課題を出してくれと言って単位をとっていた」と授業にも真面目に取り組んでいた姿だという。それだけに「人柄がいいので中、高生からも慕われるような、子供たちに夢と希望を与えられるような人になってほしい。いつか大谷みたいにメジャーリーグでも活躍するような人になってほしい」(代田部長)と期待を寄せている。

 現在、コロナで離脱中の鵜飼を心配し、連絡した大学時代のチームメートに鵜飼は「1年目でスタメン入りしたり、使ってもらっているから悔しい」と漏らしたという。それでも周囲は「大学3年の春に左手首を骨折して3か月以上も試合に出られない時期があったんですけど、落ち込むことなく、その間に肉体改造をして一気にパワーをつけた。今回も部屋の中で素振りとか筋トレしてそうだよね」と、さらにパワーアップして戻ってくる姿を想像している。