立浪竜がコロナ禍で緊急事態に陥っている。中日は10日、ドラフト2位ルーキー・鵜飼航丞外野手(22)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。再検査のため、同日のヤクルト戦(神宮)はベンチ外となっていた。現在、無症状で、自主隔離している。

 チームでは、いずれも開幕から全33試合に出場していた主力の木下拓哉捕手(30)が8日、石川昂弥内野手(20)が9日の検査で陽性判定。この日は試合前に平田良介外野手(34)の陽性も発表されたばかりだった。

 鵜飼は新人では唯一、開幕一軍入りを果たし、ここまで27試合に出場し、打率2割4分1厘、3本塁打、9打点と活躍。8日の阪神戦(バンテリン)ではチーム2位タイとなる3号2ランを放ち、右の大砲としての存在感を発揮していた。

 この日、二軍から根尾昂外野手(22)、大野奨太捕手(35)、渡辺勝外野手(28)を緊急昇格。これに伴って11、12日にナゴヤ球場で予定していたウエスタン・リーグのオリックス戦はチーム編成が困難になり、中止とすることも発表した。

 この3日間で4選手もの感染が次々と判明し、竜ナインのコロナ感染拡大が深刻な状況となっているが、立浪監督は「今、こういう状況になったので、また頑張って。まだ本当のレギュラーというわけでは昂弥にしても鵜飼にしても。木下も非常に痛いことは痛いんですけども。ある意味、今、出れる人はチャンスなので、チームの中でまた競争していければいい」と前向きに話した。