広島が10日の阪神戦(甲子園)に3―0で快勝。投のヒーローが今季初完封の床田なら、打のヒーローは〝4番の本領〟を発揮した助っ人・マクブルームだ。
試合は5回まで両軍無得点。そんな投手戦に、4番がひと振りで風穴をあけてみせた。6回無死一塁で迎えた第3打席。阪神・西勇の8球目スライダーを捉え、左翼席へブチ込む5号先制2ラン。2戦連発で投手を援護し「今日の床田は初回からいい雰囲気が出ていたので、点をとればやってくれんじゃないかと思っていた。あそこで点がとれてよかったよ」とニンマリだ。
対阪神戦は出場6試合で打率4割を超え、6打点。中でも敵地・甲子園では2本塁打と、抜群の相性となった。「球場の雰囲気もいいですし、相手のファンもいい雰囲気。このままずっとこの球場で勝ち続けるのであれば、好きな球場のひとつになるんじゃないですかね」とゴキゲンで振り返った。
試合前までリーグ最少の16本塁打と、長打不足はチームの懸案事項でもある。試合後の佐々岡真司監督(53)も「一発が欲しい場面で4番の仕事をしてくれた。日曜日(8日)といい、今日といい大きな一発だった」と感謝した。
投打の主役が注文通りの働きをみせての3連勝。再び首位にゲーム差なしと肉薄し「この時期はまだまだ。ひとつずつ」と話しながらも、4月17日以来の首位返り咲きに向け、手応えを感じ取っていた。












