中日のダヤン・ビシエド内野手(33)が〝4番剥奪〟の危機だ。中日は10日のヤクルト戦(神宮)に1―0で辛勝したが、ビシエドが大ブレーキ。6回一死三塁では浅い右飛、8回無死一、二塁では遊ゴロ併殺と得点機で凡退を繰り返し、苦戦の原因を作った。

 開幕から4番に座るビシエドだが、得点圏打率1割台とチャンスで力を発揮できず、2本塁打、11打点はセ・リーグの4番打者では最低の数字だ。本塁打と打点でチーム2冠の石川昂をはじめ13打点の木下、3本塁打を記録しているルーキーの鵜飼が次々とコロナ陽性となり戦線離脱の緊急事態。こんなときだからこそ4番のバットに期待がかかるが、なかなか結果を出せない。

 ビシエドの調子が上向かないことについて立浪監督は「ちょっとじゃないですよね。だいぶですよね」と苦笑い。「調子がもうちょっと上がるまで打順も考えないといけないかなという、そういう内容でしたね」と打順変更の可能性を示唆した。