悪夢再び…。巨人が7日に行われたヤクルトとの首位攻防戦(東京ドーム)に2―6で敗れて連敗となり、4月16日以来となる2位に転落。大きな誤算は3回6失点とまさかの炎上となった先発のマット・シューメイカー投手(35)だった。
初回一死から青木に四球を許し、続く山田にあっさりと先制2ランを被弾。2回は得点圏まで走者を進められながらも無失点で切り抜けたが、3回には先頭・塩見から3四死球で無死満塁とこの日最大のピンチに…。
ここで、前日の試合でも3回無死満塁から満塁弾を放ったツバメの主砲・村上を打席に迎えると、136キロのスプリットを完ぺきに捉えられ、痛恨の2試合連続満塁弾を浴びた。
結局この回限りでお役御免となった助っ人右腕。「(3回の)追い込んでからの2つの死球がもったいなかったし、反省の投球だった。先発としてマウンドを早く降りてしまい、本当に申し訳ないと思っている」とチームに謝罪した。
課題は明確だ。原監督は「制球にちょっと苦しんだ感があったかな。だから(問題は)カウントを取りにいった球っていうところでしょうね。本来のシューメーカーではなかっただろうね。ペースをつかむ前にやられたというね」と指摘。
桑田コーチも「持ち味である制球力で、四死球を連続。非常に珍しいなって思って。ちょっと疲れがたまっているのかな」と、制球の乱れを敗因に指摘した。
それでも、首脳陣から寄せられる信頼感は変わらない。同コーチは「次の登板に備えようという事で『あとは救援に任せてくれ』と降板させました。中6日で投げてもらおうと思っています」と、次戦も一軍のマウンドへ送り出すことを明かした。
メジャーで培った豊富な経験を糧に、ここまでチームを引っ張ってきたベテラン右腕。本来持つ抜群の制球力を取り戻せれば、先発投手陣の核となる存在であることは揺るがない。












