巨人のマット・シューメーカー投手(35)が7日のヤクルト戦(東京ドーム)で、まさかの大乱調で3回6失点KOとなった。

 ここまで先発した4試合はすべて自責1以下で、防御率も0・98。最大の持ち味である制球力がこの日は精彩を欠いた。初回一死から青木にストレートの四球を与えると山田に得意のスプリットを左翼席へ運ばれ、開始4分で2点を先制された。

 その後もどうもピリッとしない。次打者の村上との対戦では、足がプレートに引っかかってバランスを崩して投球できず、場内も大きくどよめいた。

 最悪だったのは3回だ。先頭打者の塩見の左ひじに死球を与え、次打者の青木へはスライダーをひっかけ、足にぶつけてしまった。まさかの2者連続死球にシューメーカーは頭を抱えたが、悪夢はこれで終わらない。

 山田を四球で歩かせてしまい、無安打で無死満塁の大ピンチを招いた。どうにか踏みとどまりたいところだったが、カウント1―1からスプリットを完璧にとらえられ、右翼スタンドへグラウンドスラムを叩き込まれてしまった。

 1安打で4点を失い、この回だけで4四死球の自滅投球…。前日6日は堀田が3回途中6失点でKOされたばかりだが、2試合続けて序盤に大量失点を喫した。シューメーカーは3回の攻撃で代打を送られて交代。「長いイニングを投げて、チームが勝てるように頑張ります」と話していたが、その思いとは裏腹な結果となった。