ロシア人フィギュアスケーターの除外策に関する矛先が、日本にも向けられているようだ。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際スケート連盟(ISU)はロシアと攻撃を支援するベラルーシの選手の国際大会参加を無期限で禁止すると表明済み。そのため、3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)にロシア人選手たちが出場することはできなかった。

 女子はアンナ・シェルバコワ(18)、アレクサンドラ・トルソワ(17)、カミラ・ワリエワ(16)の〝ロシア最強トリオ〟が不在の中で試合が実施された。当大会は坂本花織(22=シスメックス)が制したが、ロシアメディア「スポーツ・エクスプレス」は「日本のメディアは、ロシアのスケーターが世界選手権から排除されるかどうかを心配していました。しかし、それは必ずしもロシアのスケーターたちを見たいという思いではなく、ロシアのスケーターが出場しなければ、坂本に金メダル獲得のチャンスがあったからです」と皮肉った。

 さらに日本で開催されるアイスショーに多くの海外選手が参加する一方で、ロシア選手の参加はなし。「日本人はロシア人を出演させたくない。不愉快な話だ」と疑問を投げかけており、制裁に対する不満は日に日に高まっているようだ。