J1のFC東京が歴史的一戦で快勝だ。29日に行われたG大阪戦(国立)で2―0と勝利。この日の試合は国立競技場が改修されてから初めてのリーグ戦開催となり、4万3125人の大観衆を集めた。Jリーグ史上に残る一戦で大きな白星を挙げた。

 試合が動いたのは前半38分だ。FC東京が右CKを獲得すると、DF小川諒也が蹴ったボールをDFエンリケトレビザンがヘディング。バーに当たってはね返ってきたボールを見逃さず、アダイウトンが右足でシュートを決めて先制した。助っ人の今季3点目のゴールで試合の主導権を握った。

 さらに後半20分には、MFレアンドロがピッチ中央から約30メートルのドリブルで持ち込み、豪快に右足でシュートを決めて2点目を奪った。

 FC東京は右サイドバックで先発したDF長友佑都も躍動。持ち前の守備に加え、後半12分には敵陣の奥深くで相手選手からボールを奪取。すぐさまパスを出し、MF松木玖生が強烈シュートを放った。ゴールこそならなかったが、黄金ルーキーとの好連係で決定的な場面をつくり出した。FC東京が記念すべき新国立開催で会心の勝利を飾った。

 今年3月に就任した野々村新チェアマンも来場。試合後に「本当にいいムードだった。試合前のセレモニーはこれだよなと思えた。期待を持てるような試合になった。この先もさまざまな企画にチャレンジしていきたい」と新国立でのリーグ戦初開催を高く評価した。

 この勝利でFC東京は大きな弾みがつきそうだ。