エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)に本拠地アナハイムでのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場し、7回に右前打、8回に中前打を放ち、今季4度目のマルチ安打をマーク。4打数2安打、1四球、2得点だったチームは7―6で勝ち、連敗を2で止めた。

 気分転換か大谷はストッキングを見せる「オールドスタイル」で臨んだ。14打席ぶりの安打が出たのは6―6の7回先頭だった。マウンドは4番手の右腕バウマンだ。2ボールからの3球目、内角高めの94・9マイル(約153キロ)の直球を力負けすることなくフルスイング。強烈なゴロは大谷シフトで狭い一、二塁間を抜けた。

 続くトラウトの右飛でタッチアップして二塁へ。連続四死球で一死満塁からウォードの押し出し四球で勝ち越しのホームを踏んだ。

 8回二死無走者では6番手の左腕ペレスに2ストライクと追い込まれるも4球目のスライダーを捉え、101マイル(約163キロ)の弾丸ライナーで中前に運んだ。

 4回二死無走者では3番手の左腕アキンと対戦。2ストライクからの3球目、83・7マイル(約135キロ)の外角低めスライダーを強振した。痛烈なゴロを二塁手がファンブルする間に一塁ベースを駆け抜けた。当初は二塁手の失策が記録されるも内野安打に訂正されたが、再び二塁手の失策に訂正された。その直後に二盗を試みると、一度は「セーフ」と判定されるも滑り込んだ足が離れてアウトとなった。

 相手先発は右腕エリス。初回先頭は四球で出塁。さらにトラウト、レンドンの連続四死球で無死満塁となり、4番ウォルシュの左前打で先制のホームを踏んだ。打者一巡で回ってきた二死一塁は2番手の右腕レイキンスと対戦し、2ストライクからの3球目、外角のカットボールを引っ張らずに逆方向へ。強いゴロはシフトで三遊間を守っていた三塁手の正面に飛んだ。

 14打席ぶりに安打を放った大谷だが、調子が上向かないこともあり、開幕から16試合連続の1番起用について、地元メディアから懐疑的な声も上がり始めた。マドン監督の対応も注目される。