主催したアイスショーで事故が起きたロシアフィギュアスケート界の〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏と妻でタレントのヤナ・ルドコフスカヤが起訴される可能性が出てきた。
プルシェンコ氏は愛国心を煽るアイスショーを2週続けて開催したが、ロシアフィギュアスケート男子の有望株で北京五輪代表のエフゲニー・セメネンコが4回転ジャンプを失敗して不自然な形で転倒して頭部を激しく強打。担架で救急搬送される事故が起きた。セメネンコは重度の脳震とうと診断されたが、最新情報では背中にも痛みを訴えており精密検査が行われる見込みだ。
事故が大きな波紋を広げる中、ロシアメディア「TVセンター」は「 アイスショーでの悲劇の後、エフゲニー・プルシェンコとヤナ・ルドコフスカヤが起訴される可能性がある」と衝撃の展開を報道した。
同メディアは、スポーツ分野の訴訟に詳しい専門家としてエフゲニー・コルチャゴ弁護士の見解を伝えた。
「負傷の程度が重い場合は、刑事責任を問われる可能性がある。負傷の程度が軽い場合でも、主催者に民事責任が問われる。その場合は主催者の過失が立証され、補償が不十分であることが判明した後に限られる。主催者は取材に応じる責任も負い、この場合は専門家による評価も必要になる」とコルチャゴ弁護士は説明した。
セメネンコは重度の脳震とうが全治6か月との見解が専門家から出ており、負傷の程度が重いと判断されてもおかしくない。さらに現在痛みを訴えている背部などを含めて障がいが残る可能性もある。事故原因として主催側の落ち度を指摘する意見がフィギュアスケート界から続々と上がっており、プルシェンコ夫妻が刑事と民事で起訴される可能性があるのだ。
ロシアの皇帝が逮捕となるのか、はたまた巨額の慰謝料を請求されるのか。事態は風雲急を告げている。












