巨人の新助っ人グレゴリー・ポランコ外野手(30)が25日の開幕戦・中日戦(東京ドーム)に「3番・右翼」で先発出場し、4打数3安打1打点と大暴れした。

 この日の相手先発は竜のエース大野雄。昨季は巨人打線を大いに苦しめた好投手と対峙することとなったポランコだったが、初回の1打席目で149キロの直球を中前打にする「鮮烈デビュー」。3回には守備でミスを見せてこれが失点につながったものの、4回の2打席目でも中前打、続く5回二死二塁で迎えた3打席目では技ありの勝ち越し適時打を放ち、自らのミスを取り返す一打とした。

 オープン戦では出場4試合で13打数1安打の打率0割7分7厘と苦しんだポランコ。それでも「自分の中で、始動を早めに仕掛けるというか。準備を事前にしておいて、そうしたらどの球種が入ってきても全部見分けることができるので、いい結果が出ました」と課題を糧にして、開幕と共にメジャー通算96本塁打を誇るシェアな打撃を見せつけた。

 原監督も、大きな期待をかけた新助っ人の活躍にご満悦。「向こうの先発投手(大野雄)には毎年苦しめられているわけでね。その中でね、初顔合わせで打ってくれたというのは非常に大きいと思いますね」と絶賛した。

 来日してまだ間もない中、早くも日本球界に適応を見せている新助っ人だが、日常生活でもその努力の跡が見える。チームメートとも積極的に交流し、日本語の習得にも注力。

「シーズンは長いし、毎日のように会うチームメートなので、なるべく相手が何を好きなのか、特徴を把握しようと思ってますし、相手からいいエネルギーをもらっているので、本当に家族のつもりで接しています」

 環境の変化にも臆せず、真摯に向き合おうとする姿勢が、この日の活躍につながったのかもしれない。