開幕白星を飾れなかった。DeNAの東克樹投手(26)が25日、広島戦(横浜)で開幕マウンドに立ち、6回途中降板で85球、8安打2四球4失点。チームは3―11で大敗し、自身も黒星を喫した。

 初回は三者凡退。だが2回は味方の守備の乱れから制球が定まらなくなり、末包に先制打、相手先発・大瀬良にも適時打を浴びるなど3点を奪われた。その後は毎回走者を背負う苦しい投球が続きながら本塁を踏ませなかったものの、6回先頭の上本に四球を与えたところでアクシデントが発生。「左中指の皮がめくれた」(三浦監督)ことで無念の途中交代となった。

 降板後は「緊張はしましたが、初回を3人で抑えリズム良く入れたのは良かったです。しかし、味方のエラーをカバーできなかったことは反省点です。3回以降ランナーを出しても粘れたことは良かったのですが、イニングの途中でマウンドを降りることになり中継ぎ陣に申し訳ないです」と悔しそうな表情で振り返った。

 2020年2月に左肘の内側側副靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、1年以上に及ぶリハビリを乗り越えてプロ5年目で初の開幕投手をつかんだ不屈の左腕。しかし無念の結果に終わってしまった。