プーチン大統領が主催した集会に参加した北京五輪クロスカントリー3冠のアレクサンドル・ボルシュノフ(ロシア)に対し、ドイツのスポンサー企業が激怒。スポンサー契約打ち切りとなった。

 ノルウェー「VG」によると、ドイツのグローブメーカー「KinetiXx」の担当マネージャーであるヘルムート・ハヌス氏は、ボルシュノフがプーチンへの支持を示しモスクワのイベントに参加したことについて「狂っていて、バカげている。言葉もない。彼はプーチンの支持者であることを自ら証明したのだから、まったくもって容認できない。私たちは完全に距離を置く」と批判。ボルシュノフやロシア選手との関係を断つ方針を明かした。

 すでにボルシュノフは、ロシアによるウクライナ侵攻が国際的な非難を浴びる中、インスタグラムに旧ソビエト連邦時代のものとみられるウエアを着用してスキーを滑る画像を投稿。批判を浴びていた。

 何とも懲りない男だ。