阪神は16日、チームの開幕投手に内定していた青柳晃洋投手が、新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触疑いがあるため自主隔離の措置をとったと発表した。今後のチームへの再合流時期は未定。なお青柳本人はこの日、PCR検査を受け、「陰性」と判定されている。

 矢野政権ラストイヤーとなる阪神が、まさかのアクシデントに見舞われた。11日の中日戦(甲子園)に先発登板し7回1失点と万全の仕上がりを見せていた青柳は、矢野監督から開幕投手としての指名を受けたばかり。プロ6年目にして初となる大役へ「ドラフト下位(5位)で指名された自分でもしっかり活躍できるということをいろいろな人たちに見てもらいたい」と腕をぶしていたが、25日の開幕・ヤクルト戦(京セラドーム大阪)へ残り10日を切った今、隔離からの再合流を経て開幕当日までに調整が追いつく保証はない。

 矢野監督も「こればっかりはしゃあない。青柳もこういう思いをプラスに変えられる男。(チーム)全員で何とかしていくしかない」と右腕の心境を気遣う。代役の開幕投手の選定については「いやいや、まだそれは」とし、白紙の状態であることを示唆した。