開幕ローテ入りへ大きく前進だ。巨人の堀田賢慎投手(20)が16日に行われた中日とのオープン戦(バンテリン)に先発し、5回76球、3安打、4奪三振の無失点と好投。支配下再昇格以降、初の登板で堂々たる結果を残した。

 この日も安定感が光った。初回を三者凡退に抑える好発進を見せると、その後も4回まで竜打線をわずか2安打に抑え込む完ぺきな投球。5回こそ死球と2本の安打から二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は気迫のこもった投球で代打・山下から空振り三振を奪い、見事に乗り切った。

 登板後、堀田は「今日はカーブをテーマにして入ったんですが、空振りもカウントも取れた球もあった。今後使っていけたら楽に試合を進めていける球になると思う」と、手応えを実感。自己最長の5回を投げ切ったことも「しっかりと投げ終えられたことが良かったかなと思います」と満足げな様子を見せた。

 ここまでの原監督は、今季の開幕ローテについてエース菅野を除く他の枠は白紙であることを強調。有力候補の一人だった山口が15日の試合で満塁弾を被弾するなど2回4失点と炎上し先行きが不透明になっただけに、この日の堀田の活躍は数字以上に大きな価値を見出しそうだ。