ソフトバンクのフレディ・ガルビス内野手(32)が12日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)に「2番・遊撃」で先発出場した。初回の第1打席に左翼ポール際に大ファウル、三塁線沿いに痛烈な打球を放つなど安打は出なかったが、力強いスイングでメジャー通算109発の貫禄を見せた。

 入国待機期間を経て9日に一軍合流。前日11日に途中出場して、この日が初スタメン。入団会見翌日からの東京遠征帯同、代打出場…いずれも意欲的な助っ人砲の志願だった。この日は当初2打席の予定。それでも〝3打席目も欲しい〟という意思表示を藤本監督に積極的に送り、貴重な場数を増やした。

 指揮官は「本人が3打席行かせてくれと。当然(状態を)上げていってもらわないといけないから」と〝おねだり〟を了承。ただ、聞いてばかりではいられないと「ヒットくらい早く出してもらわないとね」と〝おねだり返し〟で実績ある助っ人にもしっかり注文をつけた。

 本職の遊撃守備では軽快なグラブさばきも披露した〝ガルちゃん〟。二塁、三塁も守れるメジャー出身の実力者をどう起用するのか。内野の競争をあおる存在としても貴重な新助っ人が、場数を踏んでいよいよ本領を発揮する。