久々の甲子園で躍動――。広島のドラフト1位・黒原拓未投手(22=関西学院大)が9日の阪神とのオープン戦(甲子園)に2番手で登板。母校・智弁和歌山高の夏の甲子園大会や関学大時代の学生リーグ時代に慣れ親しんだ舞台で、1回無失点と凱旋登板を果たした。
「出だしとしては悪かったんですけど、そこから何とか失投しないように、より丁寧に投げていくことができた」。先頭・ロハスの中前打と自らの暴投で、いきなり無死三塁とピンチを背負ったものの、ここからが〝見せ場〟だった。小野寺を二飛、坂本、熊谷をそれぞれ内野ゴロに封じてピンチを脱し、リリーフとしての開幕一軍入りへ前進した。
「スピードとか威力自体も自分のなかで指にかかってましたし、バッターを押し込めていた。そこは良い点かなと思う」と、走者を背負った場面でも、最速149キロの直球に強気で打者を押す姿が随所に光ったドラ1左腕。ルーキーながら鯉投のブルペンを支える心強い存在となりそうだ。












