ヤクルト・山崎晃大朗外野手(28)が決意のプロ7年目を迎える。昨季は自己最多の114試合に出場し、チームはリーグ優勝、日本一に輝いた。だが、山崎はモヤモヤを抱えていたという。プロの〝後輩〟ではあるものの、同学年で同じポジションで仲のいい塩見泰隆外野手(28)が一気にブレーク。昨季を振り返るとともに、自身の未来について素直な気持ちを語った。

 ――2021年を振り返ると

 山崎 出だしはすごく良かった。ただ、試合数を重ねて自分の仕事がどんどんできなくなっていった時に修正ができなかった。悪いまま日本シリーズまでいき、シーズンが終わった感じでした。最終的に代走、守備固めや青木さんが出ない日にスタメンで起用していただいたんですけど、その中でも最低限の仕事ができたかと言われたら、自分の中で納得のいくシーズンではなかったのかなと思います。

 ――昨年までの6年間の中でも悪い

 山崎 そうですね。打撃だけで言うと2019年が自分の中で打率も残せて(2割7分4厘)、ある程度、こういう感じかなというところから一向に進めていない。あと一歩…あともう何個かですけど、レベルアップしていかないといけない中で停滞してるのは自分の中ですごく感じてますし、悔しい成績になっていると思います。

 ――レギュラーになりきれなかった

 山崎 悪くなると三振が増えてくるのが数字としても、自分の感じでも出てきているのはわかっている。その中でどうアプローチするのか。「これ」というものができていなくて。特に走者を進めたりする打撃ができずに三振する場面がすごく多いので、そういうところがチームとしても使いにくい選手なのかなと思っています。

 ――昨季は塩見が一気にブレーク

 山崎 同い年ですし、同じ(外野の)ポジションで塩見が入ってきた時からすごくレベルの高い選手だなというのは感じていて。負けないように、差を広げられないようにとは思ってたんですけど、試合を重ねていくごとに怖い存在になってるのが目に見えてわかったので、すごいなと思う反面、自分が試合に出れないもどかしさと言うか。悔しいのが一番です。

 ――今年はどこを目指す

 山崎 目指すべきところはレギュラーなんですけど、去年の成績もありますし(外野の)3ポジションのどれかスキがあればとは思ってるんですけど、そんな中途半端な気持ちじゃとも思います。年齢もそうですし、何が何でもレギュラーっていう年でもない年になってきたんで。

 ――まだ若い

 山崎(今年)29ですけど、若手も丸山(和郁)とか(宮本)丈とかいますし、そう考えたらレギュラーとして試合に出れない試合でも存在感を。「やっぱり山崎じゃないといけないな」という武器をバントでも盗塁でも走塁でも守備でも何か一つ二つ誰かに負けない武器を見つけないと一軍に残れないと思うので。守備、バントは100%できるというような。つなぎ役としていいピースになれればと思います。