頼れる剛腕が絶好調だ。巨人の春季宮崎キャンプに参加中のチアゴ・ビエイラ投手(29)が9日に、一軍練習に部分合流し、ブルペン投球を行った。

 同じく一軍合流となった助っ人左腕・メルセデスらと共にブルペン入りしたビエイラは、直球とツーシームを織り交ぜながら40球。1球1球、フォームを丁寧に確認しながら白球を放った。

 ここまでの調整は想像以上に順調なようだ。ビエイラは「思ったより感じは良かったし、自分自身、こんなに感触がいいと思っていなかった。むしろ自分が一番驚いたくらい、それくらいいい感じで投げられた。初日にしては良かった」と大満足な様子。投球中にはクイックの確認も行っていたが「試合では必ず必要になる。完ぺきな状態にするのは難しいが、できるだけいい方向に、いいプレーに、というのを考えて練習しています」と、謙虚な姿勢も見せた。

 好調をキープできている要因の一つは、練習中に身に着けている「相棒」にもあるのかもしれない。右腕は、投球中からランニング中までスマートウオッチを肌身離さず着用。「時間をしっかりコントロールすること、あとはどれくらいの運動量か、などをチェックしながら。なかなか試合中はそういうことを考えられないので、練習中に管理できることはしっかり把握しています」と、自身の体調管理に一役買っている。

 今季は年間通じた守護神としての働きにも期待がかかるだけに、日本球界最速右腕の今後の調整には引き続き注目が集まりそうだ。