いったいどうなってしまうのか。女子プロレス「スターダム」の王者・上谷沙弥(25)となつぽい(26)によるワンダー王座戦(23日、新潟・アオーレ長岡)の行方が混沌としてきた。

 4日に都内で行われた調印式で、挑戦者のなつぽいは「(上谷とは)初めてのシングルなので、いったいどんな人間なのかまだ分からない。いきなり叫び出したり、人の顔をジロジロ見たり。それに口が軽いから仲良くなれないと思う」と挑発的なメッセージを送った。

 確かに上谷は昨年、発表前のサプライズ事項を会見の席でポロリと口にした〝前科〟がある。この場で話を蒸し返す挑戦者も挑戦者だ。

 その上で「このベルトを面白くするために、上谷沙弥ちゃんのことを知りたい」と言い出すと「白いベルト(ワンダー王座)を『全力のベルト』って言ってたよね? ここで全力の勝負をしよう。私は絶対にこのベルトを巻きたいし、それには運も必要」と主張。〝ロシアンシュークリーム〟での対決を提案した。

 3つ用意されたシュークリームのうち、2つには大量のワサビが入っているというもの。上谷も「やろうよ、全力の勝負」と応じた。なつぽいと上谷がそれぞれ口に入れ、残る1つはなぜかロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが食すことに。

〝外れ〟はなつぽいと上谷で、2人は脂汗を浮かべながら「全然からくない! ゲホッ!」とやせ我慢を続け、会見場はカオスな空気が漂った。すると小川氏は「いいかげん、やめてください!」と一喝。

 気を取り直した上谷が「両国(3月26、27日)で逆指名したい相手が2人います。だから今回、なつぽいを倒してみせるから」と宣言すると、挑戦者は「その逆指名、絶対にさせない」と涙を浮かべながら応戦。最後はグータッチで健闘をたたえ合った。