巨人の春季宮崎キャンプが1日に始まり、育成・堀田賢慎投手(20)が初日からブルペン入りした。

 自身初の一軍キャンプスタートとなった右腕は、初日からブルペンで快投。原監督も見守る中、捕手を座らせた状態で約30球を投げ込み、好調をアピールした。

 2020年のドラフト1位右腕も、直後に右肘靱帯(じんたい)再建術を受け、その後は長いリハビリ生活。昨季から育成契約となり、迎えた今年のキャンプ一軍メンバー入りだっただけに、胸に秘めた思いを人一倍だ。「ユニフォーム着てから、やっとキャンプが始まるんだなと思った。リハビリだったり、自分はまっすぐを求めてやってきたので、これからもその思いは変えずにやっていこうと思います」。

 支配下再昇格に向けて着実な一歩を進んでいる一方で、前のめりにならないよう、自分自身を制御もしている。「(自己制御は)色々な方に言われるので、そこだけはオーバーワークにならないように、と自分の中でコントロールしながらやっていきます」と冷静だ。

 原監督も、復活を期す若きドラ1右腕を静かに見守っている。この日の投球を見届けると「まだ若いし手放しで褒めるということはしない方がいいでしょうけど、非常にいいものを持っているなと。あとは変化球というものがどの程度放れるかというのが重要になってくるでしょうね」と、更なるレベルアップに期待した。

 まずは念願の支配下復帰へ、与えられたチャンスを生かし、宮崎で猛アピールを続ける。