新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否して全豪オープンを欠場したテニス男子の世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ(34)の〝中国語ツイート〟が波紋を呼んでいる。

 ジョコビッチはオーストラリア政府から国外退去処分を受けた騒動の後は沈黙を守っていたが、全豪オープンの終了を受けて男女の優勝選手を祝福する投稿を行った。さらにその後に投稿したツイートが注目を集めている。

 突如「Xin Chun Kuai Le」と投稿。これは「新春快楽」という中国語で、旧正月の春節を祝うメッセージだ。ジョコビッチの地元セルビアでは英雄による中国語ツイートを相次いで報道。同国紙「ブリック」は「ジョコビッチは10億人以上の人々に向けてメッセージを送った」、「アロ」も「ジョコビッチは10億人以上の人々に特別なメッセージを送った! 多くのファンを喜ばせた。彼は新年にアジアのファンを祝福し、すぐにたくさんの〝いいね〟を受け取った」と取り上げた。

 ジョコビッチを巡っては、ワクチン接種拒否により4大大会を始め主要国の大会出場が困難になり、今後は大会出場が中国など一部の国に限られる可能性が指摘されていた。欧州のファンからはネット上で「西欧諸国の意見を気にすることはないだろう。東欧、ロシア、インド、そして中国は本当の王様が誰かを知っている。ジョコビッチはそこで成功して彼の旅を続ける」と皮肉る声も出ている。

 このタイミングでの中国語ツイートは、中国に迎合して新たな〝パトロン〟を得ようとしているのだろうか。様々な憶測を呼びそうだ。