親会社の経営危機で窮地に立たされた中国サッカー1部広州FCの中国代表DF張琳芃が、激動の2021年を振り返った。
中国の不動産大手・広州恒大の経営破綻がクラブを直撃し、イタリア人監督のカンナバーロ氏やスタッフ、ブラジルからの助っ人らがクラブを去った広州FC。豊富な資金を武器に、アジアチャンピオンズリーグを制したクラブが消滅の危機にまで陥った。
このクラブの苦境について、広東体育チャンネルがドキュメント番組を放送。主力選手の張がインタビューに答えた。第一報を聞いた時について張は「まったく考えもしなかった。(代表の)試合で海外にいて、監督はクラブを離れたという。練習ができるのか試合ができるのかもわからない。突然すぎた」と衝撃を語った。
しかし、給料未払いや監督不在の状況でも、残った選手らが自主トレを敢行。3位でシーズンを終えた。張は「心の底から、このチームに感動した。本当にみんな数か月間給料を受け取っていないし、チームは将来どうなるか分からない非常に困難な中で、試合に出て、みんなが最善を尽くした」と語った。
カタールW杯アジア最終予選(27日、埼玉)で日本との対戦を控える中国代表候補にも入っている張。苦境を乗り越え、ひと回り手ごわくなっているかもしれない。












