中日の藤嶋健人投手(23)が充実のオフを過ごしている。17日は愛知県犬山市の成田山名古屋別院で選手会長の京田、副会長の木下拓らとともに必勝祈願を行った。

 今オフは徹底的にウエートで追い込み、体重は4、5キロ増の90キロへ到達。「今のところ自分の計画通りに順調にきている」と笑顔を見せる。しかし、大幅に筋力アップしたためスーツはパツパツで「5、6着ある中で、今日は何とか着られる1着を選んできたけど、肩回りや胸回りがパンパンで結構、きついです。そろそろ新調しないといけない」とうれしい悲鳴を上げている。

 新任の落合ヘッド兼投手コーチの発案で、春季キャンプ中盤以降に紅白戦などで実戦登板できる権利をかけて第1クールにストライクテストが実施される予定。そのため藤嶋は「ブルペンでストライクを何球投げられるかというテストがあると聞いた。意外に簡単そうに見えて難しい。そこをクリアしていかないと紅白戦にも投げられない。まずはそこをクリアできるようにやらないといけない」と気を引き締めている。
 
 中日に新加入した岩崎は昨季に自己最速の157キロをマーク。プロ14年目にしてさらなる進化を遂げており、藤嶋は「いい機会なのでチャンスがあれば聞いてみたい。人それぞれに感覚があると思うが、自分の感覚だけがすべてではないで」と助言を求めるつもりだ。

 又吉の抜けた8回を争うライバル同士ではあるものの「僕はライバルと言えるような存在ではない。良い投手の先輩がいっぱいいるので、その中で何とか食い込んでいかないといけない。競い合っていくというよりは、しがみ付いて頑張っていくという気持ち」と燃えている。