ノアのGHCヘビー級王者・中嶋勝彦(33)が世界に照準を合わせた。

 来年1月1日の東京・日本武道館大会で潮﨑豪とV3戦。「ノアにとって聖地の武道館で来年はスタートする。そのメインで王者として出る。ノアをさらに一段上のステージに押し上げるための試合になる」と大きな自信をみなぎらせた。

 相手の潮崎は「右上腕二頭筋腱脱臼」手術のため3月から9か月にわたり戦線離脱したが、その復帰戦で挑戦を受けた。中嶋は「彼もこのベルトを持って過去にはノアの顔になったかもしれないけど、それから何か月たったんだ。その間にノアがどれだけ進んでいるかなんて分からないだろ。それを見せつける」と王者として、元パートナーにノアの現在地を見せつけるつもりだ。

 聖地のメインとして力を見せつけた上で、見据えるのは世界だ。今年の上半期はなかなか結果を出せず丸刈りの屈辱を味わいながら、シングルリーグ戦「N―1 VICTORY」で史上初の連覇、さらにシングル最高峰のベルト奪取と一気に飛躍につなげた。

 自身が「濃い明暗」と表現する中で王者としての今後のビジョンは「最多防衛とかいってもまだ2度しか防衛していないし、先は長い。それよりノアをもっと世界に広げたい。コロナ禍の中でも止まらず、配信という形でファンにプロレスの熱をずっと届け続けられた。それがノアの強み。海外のファンもついてきてくれた中で、ノアは世界に広げられる可能性を感じているし、それができる団体だ。そしてその中心に今いるのはこの俺、中嶋勝彦だ」と壮大な野望を口にした。

 自身が核となってノアを世界へ発信するためにもが元日決戦は絶対に負けられない。