獣神サンダー・ライガーが気になる話題やプロレス観を語る「獣神激論」。今回はいよいよ直前に迫った新日本プロレス来年1月4、5日の東京ドーム大会2連戦の注目ポイントを挙げた。4日大会で約4年9か月ぶりに復帰を果たす柴田勝頼(42)に対する思いを明かすとともに、5日大会の本戦に組み込まれた女子プロレス「スターダム」の試合順を巡る議論にも独自の見解を示した。
【世界のレジェンド ライガーが語る獣神激論(16)】新日本プロレス旗揚げ50周年の幕開けとなる東京ドーム2連戦が近づいてきました! どの試合も注目ですが、大きな話題の一つに柴田選手の復帰が挙がると思います。
試合のルールは打撃禁止のキャッチレスリングで発表されました。リングの上で本人があれだけ自信満々に試合をしますと言い切ったわけです。トレーナーや主治医の先生と相談した上でのことだと思うので、思いを尊重したいし、頑張ってもらいたいですね。
もちろん期待はしてますよ。だからこそ復帰発表の時にあの歓声が起きたわけだし。ただ手放しで喜ぶのではなく、現実も見ていかないといけないよね。約5年も試合をしてないわけです。大きな負傷と、休んだ時間の長さ…。なかなか思う通りにならない現実もあるから。そこは神経質すぎるくらい神経質になったほうがいいのかもしれないなって思います。
あと5日はスターダムの試合が第2試合目でしょ? 第1試合がIWGPジュニアタッグの3WAY(王者・ロビー・イーグルス&タイガーマスクVS挑戦者・石森太二、エル・ファンタズモVS挑戦者・田口隆祐&ロッキー・ロメロ)だから「なんで女子の試合が2試合目で“上”なの?」と思う選手やファンがいるかもしれない。でも今の新日本は1試合目だろうと何試合目だろうと、どれもがメイン級の内容なんですよ。順番どうこうは意識しなくていいと思う。
しかも第1試合って、普段の興行も同じで、その日の大会を決めると言ってもおかしくない。そういう意味で、この順番は妥当かなと僕は思います。普段から若手に言ってるんです。「お前らのイキの良さがその日の興行を決めるんだ。気合入れていけよ」っていうのが新日本プロレス。この試合が1月5日を決めるんだから「勢いのつく試合してくれよ」「新日本ジュニアに託したよ」っていう会社のメッセージ、心意気なんだと思うよ。
ここにいる6人は新日本が自信を持って送り出せるメンバー。「新日本ジュニアのレベルはやっぱり高いね。さあ、今日どうなるんだろう他の試合は」と思わせるための大事な試合なんだよ。逆にここを他団体の選手に任せる方が酷だと僕は思う。もちろんスターダムの子たちも本戦に組み込まれるだけの力を付けてきてる。だからこその試合順なんじゃないかな。
スターダムの選手は日に日に伸びてるし、動きを見ていても練習してるのがすごく伝わってくる。今の女子プロレスのレベルというものも、東京ドームに来てくれたお客さんには見てほしいよね。












