フィギュアスケートのロシア選手権(サンクトペテルブルク)女子で、エリザベータ・トゥクタミシェワ(25)が7位となり、北京五輪出場が厳しくなった。「女王」と呼ばれる人気選手とあって、ロシアで残念がる声が多数。署名サイトで嘆願されるほどだった。

 大会は15歳のカミラ・ワリエワ(15)が優勝し、アレクサンドラ・トルソワ(17)アンナ・シェルバコワ(17)が続いた。トゥクタミシェワは及ばなかったが、フリー演技後には長いスタンディングオベーションで称賛の拍手が贈られ、ファンからは巨大な花束や肖像画の油絵までプレゼントされた。

 明らかに注目度が違った女王の存在感に、ロシアメディアも「トゥクタミシェワの悲劇」(スポーツ・エクスプレス)などと、ショック報道。また、熱狂的なファンは耐えきれず、署名サイト「change.org」に「トゥクタミシェワを北京五輪に送ろう」という項目まで作った(現在は削除されている)。

 大人の魅力たっぷりの女王が北京の舞台にいないのは、他国からも悲しみの声が出そうだ。