29日の女子プロレス「スターダム」東京・両国国技館大会でワールド王者の林下詩美(23)に挑戦する朱里(32)が、女子史上初の快挙へ意欲を見せた。
団体最高峰王座の赤いベルトを巻くために昨年11月に入団。3度目の挑戦で悲願達成を狙う。「ここを取らないと次のステージに行けない。2022年は朱里の年にしたいし、(東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞)女子プロレス大賞も取りたい。赤いベルトを取らないと何も始まらないんです」
注目度の高いスターダムで戦い続けるうちに、目に見える結果を貪欲に求めるようになった。21年度の女子プロ大賞に輝いた詩美からベルトと業界主役の座を奪うのはもちろん、野望は女子の枠だけに収まらない。先日のプロレス大賞選考委員会では6月12日大田区大会での詩美とのワールド王座戦がベストバウトにノミネートされたことが自信になったからだ。
「(WWEの)カイリ(セイン)さんが来た時にも『海外ですごい評価されてるよ』って言ってくださったり、いろいろな人に評価してもらえました。うれしかったです。でもうれしかったでは終わりたくない。もっと届かせたいし、自分が繰り広げる世界を皆に見てもらってベストバウトを取りたいです」と女子初の同賞受賞を見据えた。
キックボクシングで王者になり、MMA(総合格闘技)で世界最高峰のUFCにたどり着いた。女子プロの頂点も目前だ。「赤いベルトを取ることで世界にもアピールできると思うんです。WWEにいるアスカ選手だったり、AEWの志田光だったり、今まで戦ってきた、組んできた相手にもアピールできると思っているので。いつか試合をしたいとは思ってます。赤いベルトをかけて」。王者になり唯一無二の世界をつくり出す。












