サッカー天皇杯決勝が19日に国立で行われ、浦和が今季限りで退団するDF槙野智章(34)の劇的V弾で2―1と勝利し、3大会ぶり8度目の優勝を果たした。
浦和は1―0で迎えた土壇場の後半45分に、MFペレイラにゴールを許してまさかの同点となってしまう。しかし最後の最後にドラマが待っていた。
アディショナルタイムに槙野がヘッドでゴールに突き刺し、劇的な決勝弾。今季かぎりで退団する槙野が奇跡を起こした。
殊勲の槙野は試合後に「エンターテイナーですから全部持っていきました!」と開口一番喜びが爆発。「僕に残された時間とこのチームでやるべきことを頭に叩き込んで試合に臨んだ」としたうえで「失点直後にGK西川(周作)選手に「『マキが最後持っていけ』と強く言われた」と盟友の守護神の後押しがあってミラクルゴールが生まれたと振り返った。
その西川は「あと5分あるからマキが点を決めていいよと。有言実行してくれた」と涙を浮かべて盟友を称えた。
最後に槙野は「来季は僕はいませんが、若い選手たちにすばらしい後押しをお願いします」とサポーターに熱い呼びかけ。千両役者が頂上決戦で歴史に残るドラマの主役となった。












