まだまだ出口が見えそうにない。米大リーグ機構(MLB)と選手会の新労使協定交渉の決裂により2日から26年ぶりとなるロックアウトが続く中で、米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」(電子版)が関係者らから得た情報によると、旧労使協定が失効した米東部時間1日午後11時59分以降、両者の話し合いは一切行われていないという。

 この件について選手会はコメントを避けているが、MLBは17日(日本時間18日)に薬物協定などに対する会合を提案。ようやく何らかの進展があるかと思いきや、数人による形式的なもので、「重要度が低い内容である」ことから新労使協定交渉の要であるダン・ヘイレム氏(MLB)とブルース・メイヤー氏(選手会)は出席しないという。

 同誌によれば、MLB側の「選手会が失効期限を真剣にとらえなかった」との主張と、選手会の「MLBが議題を列挙するばかりで交渉していない」との言い分には大きな隔たりがあり、再び一堂に会しても、失効前と同様に交渉が進まないと考える関係者も少なくないようだ。

 ロックダウン開始当初は、来季開幕までに合意できれば問題ないとの比較的楽観的な見方が強かったが、果たして2022シーズンは無事に行われるのだろうか