急性硬膜下血腫と診断された影響で2017年4月から長期欠場を続けている新日本プロレスの柴田勝頼(41)が15日、両国国技館大会に登場。来年1月4日東京ドーム大会出場を宣言した。

「本人の口から重要なお知らせ」があると団体から告知されていた柴田は、この日の第4試合終了後にスーツ姿でリングイン。感極まり目を押さえるようなしぐさを見せると「1月4日、試合するぞ! 以上!」と叫んだ。事実上の復帰宣言に両国国技館のボルテージは最高潮に達した。

 柴田は2017年4月9日の両国国技館大会で行われたIWGPヘビー級王座戦でオカダ・カズチカに敗れた直後、急性硬膜下血腫と診断され手術。長期欠場期間に突入し、LA道場(米国)でコーチを務めながら復帰を目指している。今年10月の日本武道館大会では4年半ぶりのリングにサプライズ登場し、ザック・セイバーJr.(34)とグラップリングルールによる5分間のエキシビションマッチを行いファンを沸かせていた。