巨人・高橋優貴投手(24)が15日、東京・大手町の球団事務所で来季契約交渉を行い、3600万円でサインした。

 1920万円からのジャンプアップにも、口をついて出たのは反省の弁ばかりだった。3年目の今季は自己最多の26試合に先発して11勝9敗、防御率3・39の成績。チームでは唯一、先発ローテーションを最後まで守り、勝ち頭(リーグ3位)にもなった。しかし、高橋は「チームが優勝できなかったことが悔しいです」と肩を落とした。

 東京五輪開催による中断期間に入る前の前半戦だけで9勝をマーク。一方、後半戦は前半戦ほどの勝ち星を積み上げられず、2勝(6敗)にとどまった。高橋は「正直、足りないところだらけで、課題を挙げ始めると大変な時間になってしまう。ただ、中4日、中5日をやらせてもらった時に、それに対応しきれなかった。申し訳なさと僕の実力不足。体力不足だと思うので。与えられた場所で結果を出すのがプロ野球選手だと思うので、まだその土俵に立てていなかったというのを感じます」と語った。

 終盤戦は自身を含めて菅野、山口、戸郷、メルセデスの5人でローテを回ったが、本人は「5人の中でも実績、実力は一番下であるとより認識できました」といい、せっかくの昇給にも「ご褒美したのはヤマヤマですけど、それはもっと後でいいのかな」と苦笑いだった。

 謙虚すぎる左腕は今季の反省を糧とし、さらなる修練を積む。
(金額は推定)