まさに異例中の異例だ。巨人の伝統がまたひとつ取り除かれた。
巨人のドラフト1位右腕・翁田大勢(おうた・たいせい)投手(22=関西国際大)の登録名が「大勢」になることが3日、分かった。
これは原辰徳監督(63)によるアイデアだった。指揮官は「ウチ太田(龍)っているじゃない? 幸い翁田くんは名前が大勢。初めて『大勢』という登録にしたらどうだろうか」と提案。2019年ドラフト2位の太田龍投手との混同を避ける意味と、名前の勇ましさから勧め、本人も了承した。
野球界では「イチロー」ですっかりお馴染みのファーストネームでの登録名だが、巨人は慣例的に認めていなかった。そのため04年に阪神から加入したカツノリ(現阪神二軍バッテリーコーチ)は「野村克則」、11年にロッテから加入したサブロー(現楽天ファームディレクター)は「大村三郎」でそれぞれ登録された。
「いい名前だし。途中からだと分からないけど最初からなら」と指揮官はニンマリ。「大勢」は澤村拓一投手(現レッドソックス)が背負っていた「背番号15」も託された。異例となる登録名は期待の裏返しと言えそうだ。












