東京五輪陸上女子5000メートル4位のアグネス・ティロップさん(ケニア)が殺害された事件を巡り、殺人の容疑で起訴された夫のイブラヒム・ロティッチ被告が無罪を主張している。
ロティッチ被告は10月13日、ティロップさんを高地トレーニングの拠点としていた西部イテンの自宅で殺害した疑いが持たれている。逃亡を図ったが、国境付近で逮捕された。次世代のヒロインの訃報に、ケニアメディア「キャピタル・スポーツ」は「国のスポーツの野心とプロフィールに大きな打撃を与えた」と大々的に伝えていた。
そんな中、現地時間16日に行われた裁判でロティッチ氏は無罪を主張。カナダ公共放送局「CBC」は「ロティッチ被告は、裁判前に精神鑑定を受けるよう命じられていた。ロティッチ被告は黒いジャケットと帽子をかぶって、手錠をかけられて裁判所に現れたが、ほとんどの時間で床を見下ろしていた」と報じた。
ただ、弁護側は「ロティッチ氏の保釈のために裁判所に正式な申請をするつもり」と説明。同放送局によると「彼の精神鑑定の詳細や結果については弁護士が言及しなかった」というが、無罪との考えを示している。
ケニア中が注目する事件の裁判。保釈の可否は12月1日に決まる。












