巨人は8日、甲子園球場で行われた阪神とのオープン戦に3―2で勝利した。
先発マウンドに上がった田中将大投手(37)は、3回1安打無失点と圧巻の投球を披露。「しっかりと抑えることができてよかった」と手応えを口にした。
初回先頭の近本に四球を与えたものの、後続の中野、中川、大山をいずれも内野ゴロに打ち取る。続く2回には小幡に左前二塁打を許し、一死三塁のピンチを背負ったが、後続を断って本塁は踏ませなかった。
圧巻は3回だ。テンポの良い投球で三者凡退に仕留め、修正力の高さを見せつけてマウンドを降りた。
この日対峙した打者11人のうち、7人をゴロで封じた。自身の投球スタイルについて、右腕は「(ゴロアウトは)自分の持ち味。しっかりと術中でアウトを取れているのはいい」と語る一方、「三振を取りたい場面で取れないと、それだけリスクも上がってしまう」と表情を引き締めることも忘れなかった。
日の丸を背負って戦う後輩の姿も、大きな刺激となっている。前日7日に行われたWBCの日韓戦を視聴したという田中は、守護神として君臨する大勢投手(26)の活躍に「しっかり抑えていましたね」と声を弾ませた。
「僅差の9回を締めくくっているわけですから、大きな自信になるはず。緊張もほぐれてくるだろうし、次以降の登板も楽しみ」と、若き右腕へ笑顔でエールを送った。
安定感際立つベテラン右腕は、このまま先発ローテーションの一角を不動のものにできるか。その一挙手一投足に注目が集まる。












