ドジャースが1日(日本時間2日)のブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を5―4と制して連覇を達成。MVPには9回途中から延長11回を無失点に抑えた山本由伸投手(27)が輝いた。前日の第6戦に続いて鉄腕ぶりを発揮し〝世界一投手〟となった山本の会見での一問一答は以下の通り。

 ――球数34球だったが、体調的にはどうか

 山本 今はいいですけど、ブルペンで作り始めた時はまだ体調的にも投げれるという確信がなくて。投球はできるけど、7戦ということで絶対に落とせない責任もある。どうだろう、という迷いというか…そういうのもあったけど、あったまっていくうちにほぐれて〝行けるぞ〟というところまで持っていけた。

 ――今どれくらい疲れているか

 山本 肩肘がというより、体がドッと…。

 ――今日の登板の経緯は

 山本 昨日投げ終わって最終登板だと思っていたので(トレーナーの)矢田先生に「1年間、ありがとうございました」と伝えたんですけど「ま、明日ブルペンで投球できるくらいには持っていこかあ」て言われて…。まあ一応ブルペンにいるだけで力になるならと思ったところが始まりです。今日もホテルで治療して「こんな感じで動いていこかあ」って。まだ投げるとかじゃない。練習して見たらすごく感覚がよくて、気づいたらマウンドにいました(笑い)。

 ――実際にプレーしてみて

 山本 大変(笑い)。でもやっぱりやりきったから、感じたことのないような喜びを感じている。やりきったからこそやってよかったと思える。すごい一日になった。また1つレベルが上がった感じがする。

 ――これだけ投げて、今何がしたいか

 山本 もう、帰りたい。とりあえず優勝できたのでそれが一番うれしい。

 ――引退するカーショーについては

 山本 今までで一番強いハグをしていだたきました。頑張ってよかった。何にも表せない喜びを感じた。

 ――クローザーを務めたことについて

 山本 最初は第3戦も延長だったし、何が起こるか分からないという気持ちで試合に合わしていこうとなった。展開によってはクローザーもあるかもというふうになってきて、すごい不安な気持ちになりました。結果投げれたんで。

 ――登板で気をつけていたことは

 山本 不用意な投球というか、ゾーンに入れに行くような投球だけはやめようと。高さとか、コースだったり、基本的なことに集中して投げました。

 ――今日は限界を超えたか

 山本 限界を越えたという感覚はない。チームも「僕がいけると言わないなら出さない」と声をかけてもらっていたので、気持ちに余裕を持って準備できた。おかげでいいピッチングになった。プロに入って2日連続という経験は初めてだったんで、そこに関しては新しい自信になった。落とせない試合は怖さや不安や緊張とかネガティブなものは来るけど、集中して深呼吸して試合に入った。

 ――最後の瞬間は

 山本 最後は信じられないような…何を投げたかも思いだせないような興奮があった。チームメートが自分のところに来てくれた時は今までで一番くらいの喜びを感じた。

 ――涙は出たか

 山本 出ましたね。久しぶりにあふれてきました。