今季絶望とされるヤンキースのオズワルド・カブレラ内野手(26)がシーズン中に復帰する可能性が出てきた。米メディア「エンパイヤ・スポーツ」が11日(日本時間12日)、「ヤンキースのユーティリティーマン・カブレラが今シーズン、奇跡の復活を遂げるかもしれない」と報じた。

「カブレラは諦めていない。カブレラはシーズン終了前に復帰の『小さなチャンス』があることを認めた」という。

 カブレラは開幕から三塁のレギュラーを務めていたが、5月12日(同13日)のマリナーズ戦で本塁に突入した際、左足首を骨折。靱帯損傷も伴う大ケガで大手術を受け、今季の復帰は絶望視されていた。

 術後はリハビリに励み、ここ数日で歩行ブーツも手放し、支えなしで自由に動けるようになったという。ただ、ジョギングはできず、守備、打撃練習もまだ先のようだが、理学療法チームが早期復帰に尽力しているという。

 カブレラはケガをする前まで34試合に出場し、打率2割4分3厘、1本塁打、11打点を記録。同メディアは「これらの数字は彼の重要性を十分に表していると言えない。内野と外野の両方をカバーできる守備の柔軟性は、シーズン終盤のリースターにおいて需要な選択肢になる」とし「彼の回復は今シーズンだけの問題ではない。チームのアイデンティティーを取り戻すためのものでもある」と指摘した。

 ヤンキースは6月中旬まで首位を走っていたが、その後に失速。8月は4勝9敗と黒星が大きく先行し、ア・リーグ東地区の首位・ブルージェイズとは6ゲーム差の3位に低迷する。今季絶望と言われた男が奇跡の復帰を果たせば大きな起爆剤となるが、果たして…。