第107回全国高校野球選手権大会の第7日第1試合(12日、甲子園)は、2023年のセンバツ王者・山梨学院が聖光学院(福島)に5―2で勝利。夏の甲子園では初の3回戦進出を決めた。吉田洸二監督(56)は「春は何度か出させてもらってましたが、学校として初めての3回戦ですので本当にうれしい」と笑顔で話した。
最速152キロをマークする2年生右腕・菰田陽生投手(2年)が今夏初先発で、6回まで聖光打線を無安打に抑える圧巻投球。1点リードの7回には4番・竹内(3年)にチーム初安打を許すと、一死三塁となって6番・鈴木(3年)の左前適時打を浴びて同点とされたが、7回途中1失点の好投を見せた。
指揮官は、先発に菰田を起用した理由について「聖光学院さんは相手を研究して攻略するのが上手な学校という印象。菰田の方が檜垣よりもマークが少ないと思ったので菰田でいってみました」と説明。右腕は、「(ノーヒットノーランは)意識してなくて、自分が抑えることだけ考えていました。まだまだというのもあるんですけど、ここまで投げれたのは1つの成長だと思います」と振り返った。
1―1の同点となった7回には6番・萬場の適時打が飛び出し、勝ち越しに成功し、8回には一挙4点を奪う猛攻で試合を決めた。指揮官も「(聖光学院先発の)大嶋くんの緩急とフォームの強弱で芯を外されていた。コンパクトにバットを出していこうと終盤はそういう攻めをした」とうなずいていた。
次戦は第7日第1試合で岡山学芸館―松商学園(長野)の勝者と対戦する。












