西武が28日の楽天戦(ベルーナ)に6ー0の完勝。今季12度目の零封勝利で貯金を5とし首位・日本ハムと再び0・5ゲーム差に接近した。

 先発した渡辺勇太朗投手(24)は7回99球を投げ2安打無失点6奪三振で今季3勝目(3敗)。最速151キロのストレートと要所でフォークが効果的に決まり5回二死一、三塁以外はピンチらしいピンチがなかった。

 打線は初回に無死満塁と楽天先発・滝中を攻めると4番・ネビンがきっちりと右犠飛を打ち上げ、まず先制。続く5番・長谷川も左前打と続き2点を先制した。長谷川は6回無死一、二塁の第3打席でも左中間2点適時三塁打を放ちこの日2安打3打点。効果的な加点で先発・渡辺勇を援護した。

 中11日で先発の仕事を果たした渡辺は「前回同様ストライク先行で優位に進められてそこはよかった。ただ『(監督に)8回も行きたいです』と言ったんですけど代えられてしまったので、任せてもらえるだけのピッチャーになれるように頑張りたい。(99球だったので)もう1イニングぐらいいけるかなと思ったんですけど、悲しかったです」と本音を打ち明けた。

 この日は回の先頭を全て打ち取る課題も克服し「開幕してすぐ苦しい投球が続いていたんですけど、ここ数試合で感覚は良くなっている。もっともっと上げていきたい」とコメントした。

 これで5月は7度目の零封勝利を達成。これが25年ぶりとなる月間球団タイ記録となったことに渡辺は「みんなで切磋琢磨して頑張っている。もちろん野手陣の頑張り、捕手陣の配球もあって、この成績が残せているので引き続き頑張りたいです」と残り2試合での記録更新を語っていた。